2007年12月31日月曜日

歳晩


本棚の本を並べ替えていただけで、今日もいちにちが終わろうとしています。
そして、今年も過ぎ去ってゆくのですね。

ーーどうぞ、よいお年をお迎え下さい。






2007年12月30日日曜日

水車


カフェ椋の入口の脇に、水車があります。と、いっても、水も流れていませんし、回ることもありません。


けれども、この水車、れっきとした水車屋さんにお願いして特別に作ってもらったものなのです。


ネットで見つけ出した安曇野の水車屋さんは、「水車の四分の一の部分を作ってくれませんか」という異常な(?)注文に、「やってみましょう」とこたえてくれました。正確には六分の一というところでしょうか。


実はこれ、非常に難しいことなのだそうです。


「いやー大変でした!試行錯誤しました」


けれど、完成したそれは三日月みたいで、どこか愛らしく、ファンタジックでした。

この水車屋さんは、最近、大王わさび園の三つの水車のうち、傷みが激しかった一つを、新しく作り替えたそうです。

黒澤映画の「夢」の、あの水車ですね。


水車屋さんの名前は「堀川工房」といいます。
http://homepage2.nifty.com/suisya




2007年12月28日金曜日

守り神


青梅の繭蔵というレストランにときどき行きます。


古い建物を改造した店構えが素敵です。


二階がギャラリーになっているので、必ず覗きます。


昨日は紅型の作品を展示していました。


オオミズアオや、スカシバなど、(あとの名前は忘れた!)昆虫をモチーフにしたものや、森をテーマにしたものに、作家の方の情熱を感じました。


そんな中で見つけたのがこれ。「うちで飼っているのよ」とおっしゃってましたが、飼ってるわけでないけどうちにもいる、いる! 花柄じゃないけど。


この作品は、いま、椋の玄関に展示中でーす。


--守り神になってね。


ちなみに、まったくの偶然ですが、その作家さんは相棒の古い知り合いだったそうです。三十年ぶりの再会だとか。オドロキマシタ!








南天













カフェ椋では本日、正月を迎える花を生けてもらいました。

「せんせい、よろしくお願いします!」





ところで、この南天、おまけつきなのです。

……ちょっとピンぼけですが!
なんだかわかりますか?





2007年12月24日月曜日

そして、ご結婚、おめでとうございます☆



「○○さん、知ってたっけ?」


「それじゃあ、△△ちゃんは?」


珈琲屋のカウンターをはさんで、しょっちゅう顔を合わせていたのに、それがいつごろのことだったのか、なかなか思い出せませんでした。


「教習所の練習コースで、運転、教えてくれたよね。覚えてる?」

「陣馬山にツーリングしたのは覚えてるよ……あれからもう27年だよ!」


えーっ!? そんなに経ってましたっけ。

ーーーありがとう、カフェ椋を見つけてくれて!









若葉町四丁目





窓を開け放ち、廊下のシクラメンを玄関先に出して日を当て、掃除機をかけ、店の床をぴかぴかに拭き上げ、打ち水をする……これが相棒の日課。



外出しない日なら、その間こゆきといっしょに二階でメールの返事を書いたり、書類を整理したり……これは私の日課。



朝は希望に満ちています。






お昼頃、外を箒で掃いている音がしました。



見ると、お向かいの人。「ありがとうございます」と声をかけると、「いいえ、うちの銀杏の落葉でいつもご迷惑を」



とんでもない! 落葉、大好きなんですから。



お茶にお誘いすると、焼いたばかりのバナナケーキを持って、遊びに来てくれました。






黄昏どき。



路地を出たら、車の行き交う街道だというのに、カフェ椋の静かなこと。



どこにも出かけない三日間は、またたくまに過ぎていきました。












2007年12月23日日曜日

クリスマスに聴く曲


もうかれこれ十年くらい、クリスマスが近づくと、無性に聞きたくなり、何度も繰り返してかけてしまう曲があります。。

コレッリのクリスマス協奏曲。端正な曲でありながら、ドラマティック。明るいのに底抜けの哀しさを漂わせているーー。

まるで天窓から差す陽光のような美しい曲です。

コレッリは中期バロックを代表するイタリアの作曲家。私の聞いているCDの演奏はイングリッシュコンサート、指揮はピノック。




2007年12月20日木曜日

ときどきふっと


ときどきふっと、甘く匂ってきます。

このにおいに気づくときは、いつも「あれ?なんだったっけ」と考えてしまいます。

ホームセンターの売り場で縮こまっていた枝もの。

こんなので咲くのかい? と声をかけたら、サービスしてくれた梅の枝。


冬至梅という冬の梅です。

2007年12月19日水曜日

ゆめのなか


午前5時。

真っ暗なので、布団を頭まで引き上げて眠ろうとしたら、こゆきが氷のような鼻を押しつけてくるではありませんか。

仕方なく起き出してストーブに火を入れました。

炎があがり、カン、カン!という音がし始めて、ラジオの声が、「今日はこの冬一番の冷え込みです。一月ごろの気温になるでしょう」と告げました。

せっかく早起きしたのに、凍えてなにも手に付きませんでした。

曇り空--。

今日は自宅で仕事。
こういう日ももちろん、カフェはオープンです。
ようやく暖まった部屋で、誰かさんはぬくぬくと夢の中ですが……人を起こしておいて!



2007年12月17日月曜日

さむがりやのサンタ


椋の本棚でいちばんあたらしいのは、これ。

愚痴の多いサンタさんの話。

友人で、同僚のS子さんが開店祝いにプレゼントしてくださいました。

超ロングセラーの一冊です。

うーん、だれかさんに似てる!

だからロングセラーなんですね!!


S子さん、ありがとう!

ゴフスタイン



我が家の本棚がやっと完成して、背表紙がぜんぶ見えるようになりました。

きのう発見したのは、ゴフスタインという人の『おとなりさん』、谷川俊太郎訳。

主人公とおとなりに引っ越してきた人との交友を描いたもの、というと長い物語みたいですが、全部ひらがなで、数えきれるくらいの字数。なんの説明もありませんが、おとなりさんも「わたし」も一人暮らしの女性のようです。

引っ越してきたおとなりさんをたずねるために、お風呂に入り、ネッカチーフをとりかえ、生まれて初めてパイを焼く「わたし」。おとなりさんと仲良くしたくて、あわてて雪掻きにでてゆく「わたし」。おとなりさんを家に招きたくて、久しぶりに大掃除をする「わたし」。

胸の中のどこかがちくっとするような。

--これは大人の絵本だなと思います。



2007年12月15日土曜日

大正ロマン


先日、とある珈琲屋さんで古いランプの雑誌をみていて、伊香保の夢二の記念館のアンティークランプの記事を見つけました。

たしか西洋のものに惹かれているうちに日本のものに心が移っていったというような内容でした。

実はカフェ椋をはじめるということに突然なったとき、相棒が軽井沢で買ってきたガラスのランプのことで大げんかになったことがあります。(内緒の話ですけど)

骨董屋のおじさんに何時間もかけて粘り勝ちして、まけてもらったというそれを大切そうに新聞紙の包みから出してみせてくれたとき、私はぎょっとしました。

あまりに奇抜なデザイン。色遣いもちょっと考えられないものでした。

わざわざ軽井沢までこのランプを探しに行ったという苦労をねぎらうことも出来ず、ただ唖然としていました。「これは好きになれそうもないよ!」

大正の終わりか昭和の初めくらいのものでしょうか。

このごろでは手作りのガラスのケースにおさまって、朝日をあびている姿を見ると、やすらぎをかんじるようになりました。

その後、その雑誌に広告の載っていた甲府の骨董屋さんにもいってみました。店内のフロアには、このランプの一族がところせましと並んでいました。ご主人がそのひとつに灯をともしてくれました。

カフェ椋のランプには実際に火を入れることはありませんが、夜になるとライトアップします。


2007年12月11日火曜日

ハキダメギク


こんなちっぽけな我が家ですが、ちょっと前までは、入口のところにものものしいブロック塀がありました。

それをこの夏、すべて取り払い、コンクリートのたたきもハツって木の段々と花壇をつくり、ほうき草と、吾亦紅と、芒と萩と、桔梗を植えました。するとあれよあれよというまに相撲草だの、ホトケノザだのが生えてきました。

桔梗が枯れたあとには、ハキダメギクが花を咲かせました。

名前はこんなだけど、白い可憐な花ですよー。

冬ごもり




今日は何ヶ月ぶりかで、いちにち家に籠もっていました。


二階の書棚に、探していた絵本を見つけました。


『森はだれがつくったのだろう?』という本です。


アメリカマサチューセッツ州に住んでいた農家が引っ越していった後、200年を経て森ができるまで、という設定。緻密なペン画と、淡々とした語り口が、とても好きなのです。

でもなにしろ、私の家は本、本、本の山! この本、行方不明になっていたのでした。
カフェ椋の書棚も、俳句の本と、図鑑と、短編集と絵本でいっぱい!

カフェ椋の二階はいま、こんなふうになっています。ぶつくさいいながら本棚をつくってくれている相棒は、のこぎり一本、ドライバー一本でなんでも作ってしまいます。

カフェの内装もすべてこの人がやりました。

2007年12月9日日曜日

意外なお客さん


目がきらきらとした二十歳の男の子。

朝夕新聞配達をしながら、椋の工事を見ていたそうです。今日は新聞購読の勧誘に来たのですが、ついでに店内を見たいとのこと。どうぞどうぞ!

好きな音楽をかけて、というと、ビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビィをかけてくれました。

ーー新聞、とらなくてごめんね!

うす紫さんへ

十二月七日のコメントありがとうこざいました。

先日、高校の時の担任の先生に招いていただき、俳句入門の講話をさせていただきました。

最後の三十分で、参加された方達にその場で一句つくってもらい、句会をしました。

その折、三十年ぶりに再会したクラスメイトが、うす紫さん。

なつかしいです!

吟行


カフェ椋から玉川上水まで徒歩五分。

瑠璃色



昨日は友人たちが訪ねてきてくれて吟行しました。


小平薬用植物園も玉川上水も冬景色です。


足元にひらりと瑠璃色がひらきました。


目の錯覚?


いいえ。ーー冬の蝶でした。




カフェ椋は吟行の後の句会も歓迎します。

2007年12月8日土曜日

俳風フィクション

うーん、うーんとうなりながら、やっと書き上げた原稿、「俳風フィクション 今日も俳句日和」の第二回目。



友人の漫画家・小林木造さんにFAXしてイラストをお願いしました。総合誌『俳句』に一年間連載の予定です。

主人公はどういうわけか俳句一年生のおじさんです。

すっかりおじさんになったつもりで書いてますが、自分でもはらはらします。一年つづけられるかしらん?

一回目がもうじき発売されます!

三度目の正直


昨日は「椋」を購読してくださっているJさんが、自転車で遊びに来て下さいました。


「実はここへ来るのは3回目なんですよ~」 あらー! ごめんなさーい!


石田いづみ句集『白コスモス』を読んでお手紙をくださった方です。


母も喜んだことでしょう。


ありがとうございました☆



2007年12月7日金曜日

椋の営業時間


カフェ椋の営業は、土、日、祭日。 12:00~20:00
ほかの日は気まぐれ営業しております。お問い合わせくださいませ。


2007年12月5日水曜日

ねこつぐら


快適です! 長野県栄村産。

ご一緒にいかが?

2007年12月2日日曜日

小春日和


今朝のラジオ。天気予報で、「今日は小春日和となるでしょう」と言っていました。夜明けの空もきれいでした。

この時間は、もう暖かい日が窓から注いでいます。藪の中から笹鳴きがきこえています。

毎週、短大生に俳句の講義をしています。「小春日和ってきいたことある?」ときくと、「はい!」とか「なんとなく」とかいろいろ返事が返ってきました。「では、いつの季語かなあ」という質問には全員が「春!」と答えました。「冬よ」というと、目をまん丸くしていました。「小春を辞書で引いてごらん」。
学生達は私の講義の時はぼおっとしているヒマがありません。なにしろ、ほとんどマンツーマン状態ですからね。
もっとも、十二月に入ると、もう小春日和というよりは「冬うらら」かな。
さて、カフェ椋は本日もオープン。

気まぐれ営業の店ですが、実は今のところ毎日オープンしています!
ーー真面目!

2007年12月1日土曜日

日が暮れて


気まぐれカフェ椋の夜の顔です。