2009年6月29日月曜日

追いつきません


名栗の風景は刻々とかわってゆきます。

ブログがちっとも追いつきません。

毎朝鳥の声を楽しんでいます。

今聞ける美しいさえずりは、ホオジロ、クロツグミ、イワツバメ、コジュリン、イカル……そして、モズ、ツバメ、キセキレイ、キジ、コジュケイも元気いっぱい。

でもなんといっても一番元気なのは、ガビチョウです。うるさいくらい。

先日遊びに来てくれた木造さんは、「そうはいうけど、いい声じゃない」と聞き惚れていました。

たしかに声量のある美声です。中国から輸入されて日本で繁殖したいわゆる籠ぬけ鳥です。


ほたるを見に来た椋の仲間は好天に恵まれて、みなしっかりと鑑賞して帰りました。ゲンジボタルの見ごろもそろそろ過ぎようとしているようです。

次は天の川を見に来てね。




2009年6月24日水曜日

名人




原市場に住む名人。ぜんさんの友人。


休みの日は川から離れません。
鮎は囲炉裏で焼きます。

名栗は霧


夜中に気配を感じて踊り場の窓からじーっと見ていると、いました、いました、駐車場のフンの主。

しきりに草を食べていました。その頭上をほたるがふわーふわー。

こんな夜中でもほたるは飛ぶのですね。


昨日は河鹿の声を聞きに2人来訪。彼らのために名人が鮎を釣ってくれました。

名栗はここのところ毎日川霧がたっています。

今日は銀座教室の8人がほたるを見にきます。蛍日和になりますように。


2009年6月21日日曜日

波千鳥




これは完成した我が家のトイレ。


天井に千鳥がとんでまーす!




青いタイルはイタリア製、上の側面、鳥や花のタイルはメキシコ製だそうです。

山雀亭の庭で




昨日は「椋」の句会をお休みさせてもらって、遠くまで仕事で出かけてきました。


圏央道の青梅で降りると自宅まで三十分足らず。山王峠を通る道です。


峠のむこうには田んぼがあり、川が流れています。


いかにも蛍スポットなので、車を降りて覗くと田蛙の声をバックにすいー、すいー……




こんなふうにあちこちで蛍が見られるなんて、思っても見なかった。


去年は矢川でたった一匹の蛍を見てみんなで喜んだのに。




今日は畑部長こと冬芽さん、薫製部長? こと白崔さんとそのご友人がご来訪。


じゃがいもを百個ほど収穫して、畑仕事を終えたところで「ほたるだ!」と冬芽さん。


薔薇の葉っぱにとまっていました。


同じ薔薇の木に、ハチが巣をつくっているのもみつけてくれました。


ハチの巣のつくりたて、黄色く光っていました。




それにしても、何も知らずに白崔さんにつれてこられたお友達の防風さん。


我が家の畑のトマトの消毒はするは、鮎の塩焼きはするはで大忙し。


どうもすみませーん!


懲りずにまた遊びに来ていただけるとありがたいのですが……!


2009年6月18日木曜日

またたびの花の咲くころ


そうそう……

これ、またたびの花です。


鮎釣り名人の友人が持ってきてくれました。

一枝をこゆきにあげると、興奮のあまりよだれを流していましたっけ。
木天蓼は、葉っぱが白くなったとき、花が咲き始めるのです。

フンフンフンフン、鹿の……


今日は愛車のタイヤ交換をしてもらい、岩蔵温泉を通って夜道を帰ってきました。

こっちの道を通ると、田んぼがあるので、蛙の声をきくことが出来ます。

わが家の北側の茶畑のあたりで、今夜も鹿がよく鳴いていました。

外に出て橋から川を覗くとホタルがふわっ、ふわっと霧の中を飛んでいました。

気温が低いせいか、数は少ないようです。


昨日、「これ、なんだい?」ときかれて、見ると、駐車スペースに借りている空き地のいちめんに鹿の走り回ったあと!

それだけじゃなくて、フンも!

これでは、新しいタイヤも鹿のフンだらけだなあ……


写真はわが家のリフォーム完成間際のトイレです。

なんといっても、この写真を撮ったあとにつくった天井がすごいのですが……!

それはこんど。

2009年6月13日土曜日

とんだ!


小雀の会の三人と友人のふうさんと四人が山雀亭にきてくれた昨夜。

なぜか「2匹は見られる!」と断言するふうさんの言ったとおり、私達は蛍を見ました。

「初蛍」です。

道路を渡った橋のところで一つ、そして、鹿のやってくる川原で三つほど……


それは杉山を背景にふわーと長く飛んでゆっくりと点滅していました。

ゲンジボタルでした。


今日の句会を終えて、みんなが引き上げていったあと、一人で橋の上から蛍をみました。

昨日の何倍もの蛍が草の中で光り、土手からこぼれとびました。


そうそう、名栗では鮎が解禁になりましたよ。二三日前から、まるで龍のようにとぐろを巻いて群れていましたっけ。

それにしても名栗はにぎやかです。
写真は完成したキッチンです。

2009年6月12日金曜日

蛍はとばねど鹿はとぶ


またたびの白い葉っぱです。たぶん花も咲いていると思います。


今日はカフェ椋の「小雀の会」の方たちが名栗に来てくれます。


蛍を見て一泊吟行の予定なのです。


と・こ・ろ・が!


まだ飛んでません。


ごめんねー!


来月にすればよかった……と思えども時既に遅し。




昨日の晩、どこかで一匹くらい飛んでないかとウロウロ歩き回りました。


郵便局の先を左へ、五月にみんながお昼のお弁当を食べた土手に出て、足元を照らしながら進んでいきました。


近所のおじさん・くにちゃんに「まむしがいる」ときいているので、ゆっくりゆっくりてす。


まむしはジャンプして腕や顔に飛びつくこともあり、長靴をはいていても危険だとか!


で、おそるおそる進んでいくと、またもや、鹿に遭遇。私の足音に驚いてジャバジャバと川を走り向こう岸に逃げました。


そっちも驚いただろうけど、私もだよ! と独りごちていると、もう一頭が、ジャバジャバジャバ!


暗くてよく見えませんが、シルエットがぴょんぴょんと跳ねました。


そのあと葦の中から、ピッー! ピョーッ! と長く何度も何度も鳴いて、まるで私に抗議しているようでした。


鹿は毎日のように人家のすぐそばまで来ています。よく聞くように林業や農業への被害も大きいのでしょう。
けれど、山でどうやって暮らし、あんなに大きな体を維持しているのか、私にとっては驚異であり、やはり畏怖の念を抱かざるを得ません。


右の写真は足跡。以前猟師さんから教わったので間違いないと思います。


古い方の四海橋の上に残っていました。

2009年6月10日水曜日

通勤


夏風邪などひいて、さぼっていますが、今日はこれから渋谷へ仕事に参ります。

わが家から渋谷まで、まず東青梅の駅までビッツで自走20分余、一日900円(800円の方はいつも満車)のパーキングに駐め電車に、中央線直通の快速に乗れればラッキーですが、今のところたいていは「ダイヤみだれのため」立川止まり。なので、立川乗り換えで吉祥寺へ、井の頭線の美しい紫陽花を眺めつつ爆睡、神泉駅で下車、そこから宇田川町へ徒歩十分で仕事場です。

青梅線が東青梅から奥多摩方面へは単線なので、本数が少ないのがネックで、直通電車に乗れないと2時間半近くかかります。

かつてテレビで奥多摩の奥深いところから都内へ通勤している人を取材していましたが……!


朝窓をあけると、名栗川の上空をキシキシと真鴨が三羽飛んでいき、そのあとを青鷺がサパッサパッとゆくのが見えました。燕たちは一番子を育て終わった頃なのか、小さいのが混じって忙しなく飛び回っています。
今名栗はたまねぎの収穫期です。写真は近所の畑で。


2009年6月9日火曜日

ねむいです


名栗はことのほか賑やかです。

夜は爆走するクルマの音、朝は雉子のケンケンと、小綬鶏のヨッタヨッタヨッタヨッタチョットコイ!
そして、ガビチョウの真似をするクロツグミの声!

ウグイスの谷渡りはいいとしても、立川若葉町の方がよっぽど静か!


で、寝不足なのであります。


今朝、さわらびの湯のところから下名栗の集落を見下ろしつつ、「これは現実なのだろうか?」と何度も考えました。

ほんとに私はここにいるのだろうか? 夢じゃない?!

そして、一人でむふふと笑ってしまいました。

どうもほんとなんだよなあ!


ふと見ると、またたびの葉が白くなっていました。

もう梅雨入りでしょうか。

またたびの白くなった葉っぱ、見たことありますか?(写真は今度ね)

この写真は栗の花。名栗にはたしかに栗が多いようです。





2009年6月4日木曜日

いらっしゃい


キッチンはいまこんな感じです。

もうじき完成すると思います。


山雀亭でコーヒーでもいかがですか?

馬鈴薯の花


お約束のじゃがいもの花。

国立・谷保のあたりではもう収穫されているでしょう。

先日「もう出来てるだろ」と、止める間もなくくにちゃんが引っこ抜いたのは、指の先くらいのが五個ばかり。

畑の人にきくと、少しずつ収穫しているけど、まだかわいいとのこと。

うちのじゃがいもはそもそも出遅れているのであります。

名栗のじゃがいもは美味しいのです。たしか五日市でもじゃがいもは名産としてつくられていましたっけ。

それにしても、野菜作りは私みたいなものぐさには向いていません。

窓から見える景色




いつの間にか六月。






河鹿の声も心なしか必死の感じです。





そういえば、ご報告は遅れましたが、こゆきも山雀亭の住人になっています。





あいかわらず深窓の猫。