2008年1月16日水曜日

憧れの


きのう届いたいちまいの葉書。

先日カフェ椋を借り切って句会を開いてくださった会のメンバーのお一人、Hさんからのお礼状でした。ありがとうございました! 

(詩人らしい素敵な文面にうっとりです。ここに引用したいけど私信なので我慢します。)

この会は私の両親が親しくさせていただいていたAさんの指導する会です。ことにうちの父はいつも「Aちゃん、Aちゃん」と呼んで実の娘より可愛がって(!!)いました。たぶん純粋なファンでもあったでしょう。

私にとっても俳句を始めたときから憧れの人。それこそ雲の上の人のように思っていましたから、父の句会ではじめてお会いできたときには天にも昇るような気持ちでした。そのときの印象は、〈妖精〉。いまでもその印象は変わりません。

それにしても父が元気だった頃……あのころがなつかしい!

あのころの俳句の作り方といえば、そこにあるのに見えない何かを必死で見ようと目を凝らしていると、どこか体の中でもう一つの目が開くような感じで、言葉がすっと胸に落ちてくるのです。作品の出来あしはともかく、愛着のある句はその「必死」から得たもの。

うーん、あのころの私もなつかしい……。 どこへ行ったんだい、おーい?!




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