昨日は、一仕事を終えて火にあたっていると、ひょっこりとお客さん。
近所の知り合いが、訪ねてくれたのですが、なんと、鹿の肉を持ってきてくれたのでした。
しばし絶句。
「この間そこで撃たれた鹿?」と尋ねると「あれじゃなくて、原市場で知り合いが獲ったやつ」とのこと。
ほんとうは犬のためにもらったスペアリブだけど、鹿の肉は貴重なので調味料で漬け込んで石窯でじっくり焼いたそうな。
にこにこと差し出されたまだあたたかいスペアリブを、ありがたくおしいただくという事態を、誰が予想できたでしょうか。
ほんとにここに来てから、思いがけないことばかり。
秩父のワインを飲みながら、地元生まれの彼にいろんな話をきかせてもらいました。
筏で材木を運んでいたころの名栗村のにぎわいなどを。
稼いだお金を色街で使い、博打で土地を失った人も多かったそうな。
今の名栗からは想像つかないけれど!