2009年6月12日金曜日

蛍はとばねど鹿はとぶ


またたびの白い葉っぱです。たぶん花も咲いていると思います。


今日はカフェ椋の「小雀の会」の方たちが名栗に来てくれます。


蛍を見て一泊吟行の予定なのです。


と・こ・ろ・が!


まだ飛んでません。


ごめんねー!


来月にすればよかった……と思えども時既に遅し。




昨日の晩、どこかで一匹くらい飛んでないかとウロウロ歩き回りました。


郵便局の先を左へ、五月にみんながお昼のお弁当を食べた土手に出て、足元を照らしながら進んでいきました。


近所のおじさん・くにちゃんに「まむしがいる」ときいているので、ゆっくりゆっくりてす。


まむしはジャンプして腕や顔に飛びつくこともあり、長靴をはいていても危険だとか!


で、おそるおそる進んでいくと、またもや、鹿に遭遇。私の足音に驚いてジャバジャバと川を走り向こう岸に逃げました。


そっちも驚いただろうけど、私もだよ! と独りごちていると、もう一頭が、ジャバジャバジャバ!


暗くてよく見えませんが、シルエットがぴょんぴょんと跳ねました。


そのあと葦の中から、ピッー! ピョーッ! と長く何度も何度も鳴いて、まるで私に抗議しているようでした。


鹿は毎日のように人家のすぐそばまで来ています。よく聞くように林業や農業への被害も大きいのでしょう。
けれど、山でどうやって暮らし、あんなに大きな体を維持しているのか、私にとっては驚異であり、やはり畏怖の念を抱かざるを得ません。


右の写真は足跡。以前猟師さんから教わったので間違いないと思います。


古い方の四海橋の上に残っていました。