2009年7月30日木曜日

秋空?




戻り梅雨のまま、秋めいています。


毎朝ダンプの走る音で目が覚めます。


なんでかなと不思議に思っていたら、有間ダムの浚渫作業、リフレッシュ工事なのだそうです。




今日はとうとう山雀亭に燻製機がきました。


燻製部長さんが、なんとキッチンワゴンを燻製機に変身させたのです!


いよいよこれからは、燻製講座が始まります。乞うご期待。


写真は今度……というか、ぼーっと見物しているうちに出来上がってしまったのでした。




そういえば、諦め果てていたトウモロコシ……食べられました!


甘いのでびっくり。






2009年7月26日日曜日

来客


燃え尽きちゃったかなという感じでぼおっとしております。

ぼおっとしている間に発見したもの。

ーー美味しいパン屋さん。峠を越えた青梅の森の中に発見。お店の名前は「木の葉パン」

ーー徒歩一分のところに水遊びに最適な川原へ下りる道が! 灯台もと暗しでした。さっそくゴムボートとスイカをもっていかなくては。

今日は不動産屋さんの見学会で、山雀亭にお客さんが七人見えました。中古住宅を楽しみながらリフォームしてゆく……そんなモデルハウスとして。嬉しいことです。
でも「水がきれいでしょう、この川で河鹿が鳴くんですよー」「あ、ヒグラシ」なんて言ってもきょとんとしているだけなので、話の接ぎ穂にちょっと困ったりして。

ただ、「ああ、いい風が入りますねー!」と喜んでくださったのでほっとしました。

山雀亭にはエアコンがありません。昼間のいちばん暑い二時間ほどを扇風機のそばでしずかに過ごせば、あとはさして暑くも感じません。
それにしても、立秋が過ぎれば秋の気配を感じるものですが、ここでは、夏至を過ぎたあたりからもう秋の気配が漂っているのでした。

2009年7月23日木曜日

夏深く




名栗でも日蝕、ちらっちらっと見えました。三日月形の木漏れ日は見られなかったので、残念。




名栗の淡い夕焼け。


ふと足元を見たら、カブトムシがひっくり返っていました。


栗の木の根元に置いてきましたが。




立川のタウン誌「えくてびあん」八月号から連載を始めました。


矢川緑地や、小雀の会の吟行のことを書いています。


木造さんのイラストが入っています。




立川の各所にみつかると思いますが、ご覧になりたい方、山雀亭に在庫あり。
午後でかけようとしたら、赤トンボがたーくさん飛んでいました。




2009年7月22日水曜日

畑らしくなってます




一昨日、畑部長さんと燻製部長さんがお越しになり、椋の秋の吟行旅行の相談をしてから、畑の草むしりをしてくれました。


私はせっかく実のついたとうもろこしに虫がついてしまったのを放置して、すっかりだめにしてしまいました。


でもキュウリ、ナス、ピーマン、シシトウ、モロヘイヤは、すでに食べきれないほどの収穫があります。


お昼御飯はたいてい畑のものを少し摘んできて、間に合ってしまいます。


夕暮れ時のわが家




夕暮れ時のわが家。

夏になったら虫がさぞかしすごいだろうと覚悟していたのに、一日開けっ放しで過ごしていても、蚊遣り一つで大丈夫です。

橋の袂の公園に河鹿の声を聴きに行っても、蚊もぶよも刺しに来ません。

不思議。

三日ほど前には、まだほたるが二つ飛んでいました。お墓の上を流れて、杉林に消えました。

聞くところによると、ほたるは木の苔などに卵を産むそうです。
右上のあかりは名栗の杜のおねえさんにいただいたもの。手作りです。山雀亭にぴったり。

2009年7月16日木曜日

水色






しおからとんぼ……かな。



美しい水色です。






そうだ。我孫子にいたころ、小学生のころですが、よく家の中にとんぼが入ってきました。



でもさすがに猿や鹿は見なかったなー。
右の写真、クリックすれば見えるかも。素早くてカメラが追いつきませんでした。






懐かしさに浸っている私ですが、間に合っていない仕事がいっぱい。



まずい、どーしよーと思いながら、こうしてブログを書いているのでした。






シンフォニー


今朝夜明け頃、いきなりカナカナの大合唱が始まりました。

すごいなー、と思いながらまだ寝ていましたが、しばらくすると鳴き止んで、こんどはウグイスとキジとニイニイゼミとアブラゼミが鳴き始めました。
そして、とうとうお寺の鐘がゴーン!

シンフォニーみたい。


お昼頃にはミンミンゼミが鳴き、三時半頃ちらっとカナカナが鳴き、五時には本気でまたカナカナ合戦が始まりました。


今はなんの虫なのか、シーッ、シーッと鳴いています。

河鹿は夕方ちらっと鳴いて今は静か。

鹿はしばらく鳴いていましたが山の上に戻っていった様子。

耳を澄ませると川の音が。


家にいる日は、こんなふうに耳を楽しませながら、仕事しています。


これはアブラゼミのぬけがら。急いでいたのか網戸で羽化したらしい。

子どもの頃、羽化する蝉を母と一晩中観察したことを思い出しました。



2009年7月14日火曜日

かなかなかな……


このごろ、夕方六時頃……いっせいにヒグラシが鳴き始めます。

東の杉山から、西の杉山から、まるで合戦のよう。

こんなに鳴くのを久しく聴いていませんでした。
でも、ヒグラシの声なんか聴いてしまうと、ホームシック状態になりますね。

つくづくこの世は仮の世なんだと思いますが、彼の世に帰るべき家があるのか心配です。


今日は朝から、一日パソコンに向かっていて、夕方まで一歩も外に出ず。
お寺の鐘が鳴る頃、やっと家から出て外を眺めました。
ちっとも効率が上がらないのはたぶん寝不足のせいです。

今日は昔の小学生なみに早寝しようっと。





2009年7月12日日曜日

光るもの


ホタルはまだ見られるかしらと、懐中電灯をもって土手までいってみました。
数は少し減ったもののいました。動きが活発になったようです。
ちなみに名栗では昨日と一昨日、ホタルまつりが開かれていました。

わが家に帰ってきて、空き地に目を凝らすと何かいるような。

懐中電灯で照らすと闇の中にホタルが二つ?


いえ、いきものの眼でした!

じいっとこちらを窺っていました、

すっくとのびあがったシルエットを見ると、どうやらカモシカみたいでしたよ。
写真は鹿が来る空き地の一角の竹藪。布袋竹というのだそうです。筍は食べられません。
若竹が美しいです。








合歓咲いて


数日前、ネムノキの花が咲いているのに気がつきました。

ニセアカシアと同じく川沿いには多いマメ科の樹木。

駐車場として使わせてもらっている原っぱにも、もう満開。

ネムノキは花期が短いようです。

名栗川に沿って至る所に咲いています。

2009年7月8日水曜日

映ってる


だめかと思っていたサトイモの芽が出て、あっというまにこんな。
ジャガイモはもう全部掘ってしまいました。大収穫でした。

一気




畑の草むしりをしました。


もう手に負えません。




野菜もとれはじめると一気。




カゲロウが箪笥に張り付いていました。


こんな顔してたんだ。

2009年7月7日火曜日

狩猟のすすめ?!


夜中に踊り場の窓から二人して長いこと鹿ウォッチングしました。


目を凝らすと四頭、黙々と公園の草を食べている様子でした。




昼間、ぜんさんが草むしりをしていると、公園の隣の土地に畑をつくっている人がとおったので、「夕べ鹿がきてましたよ」と話しかけたら「そうなんだ、うちの畑の野菜、ぜーんぶたべられちゃった」とぼやいていたそうな。


柵をつくってあったそうですが。


公園の草より畑の野菜の方が美味しいでしょう。食べ物が不足したとき山から下りてきて美味しい食べ物の味を知ってしまったら、しかも、簡単に得られると知れば、そりゃあ、また下りてくるでしょう。






名栗に遊びに来て猿に出会った人が嬉しくて餌をあげてしまったら、いずれ猿は人を襲うようになるでしょう。

どうかそんなお馬鹿さんが来ませんように!


そうそう、飯能市の市報に、「狩猟を始めませんか?」という呼びかけの記事が載っていました。
それを見てつくづく名栗に引っ越して来たんだなあ、と納得しているのでした。
名栗には茶畑が多いです。このあたりの銘柄は狭山茶になるようですが、さわらびの湯近くのおみやげやさんで「名栗新茶」を発見。
とてもさわやかな味でした。














2009年7月3日金曜日

梅雨深し


先週の土曜日、千葉からはるばる三時間以上かけて訪ねてきてくれた椋の仲間(だれでしょう)と散歩していて初蝉をききました。

一匹のにいにい蝉でした。

閑かさや……なんて感じでしたよ。


そして今日はヒグラシを初めてききました。

ヒグラシは俳句では秋の季語ですが、梅雨の頃耳にすることも多く、父が亡くなった翌朝、高尾できいた梅雨蜩の声は、まだ耳についています。

七月になったんだなあ。


火曜日、椋の最若手(だれでしょう)がお多福南天を植えに来てくれました。ついでに原稿整理を手伝ってもらい、タイミングよくあらわれた原市場の釣り名人に鮎を食べさせてもらったあと、「猿だよー」の声で外に出てみると、七八頭の群が、木の枝を揺らしながらなにかの実を食べていました。

橋の上から眺めていると、近所の鉄工所の人が「山の中に食べ物がないんだよ」と。

子育て中の猿たちのようでした。

最若手は「じつは私、さる年なんですっ」と喜んでいました。


水曜日には二人ご来訪。

蛍の時間まで大松閣のレストランで蕎麦御膳を食べ、レストランのご主人が育てている蛍を観察させてもらい、幼虫までみせてもらいました。

そのあと土手に行って、霧の中の蛍を心ゆくまで眺めたあと、車で蛍スポットで知られた材木屋さんの庭へ。ここではカワニナを放して蛍を増やしているそうですが、さすがに見事。


ゲンジボタルのシーズンもそろそろ終わりに近づいたようです。

今夜は雨。さきほどからしきりに鹿が鳴いています。
ーー写真は安曇野の木工房にオーダーしてつくってもらった表札。山雀亭に持ってきました。