今朝、起きてストーブのある部屋に下りてゆくと、窓には一面の雪景色がひろがっていました。
思わず、ぜんさんと顔を見合わせて「すごいね!あははは」と笑ってしまいました。
暖房器具は居間の薪ストーブと、私の電気毛布だけ。
そのわりには風邪もひかずにきました。
子どもの頃の冬の寒さは半端ではなかったなあ、などと記憶をたぐっています。
雪は帰る頃には嘘のように消えていました。
このあいだの日曜日は終猟の日でした。
美しい猟犬をつれた人が駐車場にたたずんでいたので、出ていって「猪ですか?」と訊くと「いえ、鹿です。川の方へ下りていきました」とのこと。
一月には、秩父へ向かう峠のあちこちでハンターにあいましたっけ。
その夜、久しぶりに近々と鹿の声をききました。
そこらじゅうで梅がほころびているというのに、名栗ではまだ。
なんだか、待ち遠しい。
立川からもってきたムクノキは、芽吹きの気配すらなし。心配です。