2010年10月6日水曜日

なんでもない一日


昨日はいちにち机の前に。

外を歩くこともなく、さぼっていた仕事をひとつ終わらせました。
ぜんさんは骨董の競りに出かけておりました。

目をあげると窓の向こうには、コスモスとユウガギクの合間に雀たちが餌をついばんでいたり、モズが電線で鳴いていたり……芋の葉っぱがゆさゆさ揺れていたり……、近景ではこゆきがアンティークの椅子で爪を研いでいたり……!

はたまた、釣り名人が釣竿をかついですたすたととおって行ったり、博士が出来立ての「椋」誌を読んで口をあけて笑っていたり(なんで?)……と、平和な情景が心を和ませてくれるのでした。


名人の釣った鮎をありがたくいただきましたが、これがなんとおいしいこと。

落鮎って産卵を終えて下って行くんだよね、と言ったら、「反対でしょ」と言われ、はたと考えてしまいました。

そーだ、鮎は河口に下って行って産卵し、若鮎は春から夏にかけて川上に上ってくるのでしたっけ。

あぶない、あぶない。
写真はキクイモ、……イヌキクイモかも。