2011年3月24日木曜日

囀り

ホオジロの大きなさえずりで目が覚めました。
今日は、講座も休みにしてもらい、都内へは出ません。
まだマグニチュード七クラスの余震が起こりうると専門家が言うのだから、地下鉄に乗り、高層ビルでの講座を受けに行く、というのは避けられるのなら避けたほうがいいのではと思います。俳句は二の次というのではないのです。俳句イコール講座ではないのです。講座の受講生の方たちには、こんなときこそ、身近な木々の芽吹きや鳥たちのさえずりをしっかり詠みとめておいてほしいと思います。 
放射能でもとうとう大きな被害が出始めました。
でも被災地では、ご飯を食べ、寒さをしのぐだけで精一杯。
私に今できることといえば、俳句を詠むことと、受け持った仕事を忠実に誠実にこなすこと。そして資源の無駄遣いをしないことと、余分に買って持たないこと。
そう思い定めて、ようやく、心を落ち着かせることができました。