2009年12月30日水曜日

餅つきレポートの続きです


当日みんなで作った俳句、ちらっとご紹介しますね。


懐硯ー餅つきの巻ー


見せに来し泥大根のぶっときを  大波

初めての餅搗きをする六十路かな ひろし

年木積むぴいと糯米炊き上り  遥子

青空にいくつお餅をあげましょう  うずら

餅搗くやふところ硯また来たぞ  かやと

男手の呼ばれ餅搗き佳境かな  遥子

コトコトと葱きざむ音日暮れ来ぬ  レモン

霜除の白深まりて山の暮  すみれ

寒煙のところどころに名栗川  潤一

美しき語り部来たるとしわすれ  日余子

年送るぎっくり腰も打ちまじり  郷子
ーーいよいよ明日は大晦日です。みなさまよいお年を。








2009年12月29日火曜日

餅つきのかたわらで……










餅つきはプロにまかせて、椋の人たちは俳句に興じていました。
近所に引っ越してきた知人は、ギターを持参。
夜は八重幡多典子さんが来訪、ストーリーテリングを聞き、そのまま忘年会となりました。
そして……気づいたら最終パスの時間を過ぎていたのでした!

28日、餅つきしました

















かなり無謀に強行した餅つき。








臼と杵はぜんさんがほぼ日参している瑞穂の某ホームセンターのイベントで使っているものを、藤本名人が借りてきてくれました。








さすがに立派です。








六十キロあるそうな。
















助っ人も駆けつけて6回、10キロを搗いてもらいました。








搗き手は師匠と親方と名人。ときどき薪割りスタイルのぜんさんも。








鏡餅を作ってくれたのは名人のガールフレンド。








蒸し器の番は町内会のOさん。








みなさん素晴らしいお手並みでした。








え?私?
私は見てただけ!

















今年最後のムッサ吟行


土曜日は職場で知り合った方たちの句会メンバー有志五人とムササビ吟行、昨日は大勢で餅つき忘年会。

賑やかな年末です。

ムッサは、約束通り月明かりの中を見事に飛んでくれました。

しかも二度目の長い滑空も見せてくれて大サービス!

境内の竹林を揺らし、鋭い声を残して去ってゆきました。
それにしても六人で三十分近く、夕闇の中でじーっと木を見上げている姿は、かなり異様だったのでは!

写真は翌朝の句会のあと、囲炉裏で焼いて食べた山女です。


2009年12月25日金曜日

そうだった


そっか。

クリスマスなんてすっかり忘れ果てていました。


今年もあとわずか。

山雀亭のイベントは、まだ、ムササビ吟行と、餅つき忘年会が残っています。


洗面所完成間近







わが家のリフォーム。



三月の終わりから始めて、塀を取り除き、庭も、駐車場も、外壁の化粧直しもして、以前の姿がもう思い出せません。



先週はあれよあれよというまに洗面所が変身。



仕上げは近所の友人に作ってもらったランプを設置しました。
これだと見えないけど、葡萄の房もついてます。
床と壁、洗面台は、奥多摩産の檜、天井はアクリルと和紙。
洗面ボールはホームセンターに何回も見に行って購入。これがなぜかどこで見ても高い!
収納棚ができれば完成します。

2009年12月22日火曜日

数え日


数え日となってしまいました。

今朝も寒かったですが、畑では、いったん凍った春菊が少し盛り返してまだ食べられます。えらい。

ブロッコリーも摘みました。

おいしいです!


フレームの中では蚕豆の苗が育っています。これを囲炉裏で焼いて食べるのが畑部長さんと私たちの夢です。


昼間ぜんさんが、せっせと薪割りをしていると、郵便屋さんと宅急便屋さんとメール便の配達の人がなぜかいっぺんにやってきて、みんなで「今どき名栗で薪割りしているのはお宅ぐらいですよ」と呆れていたそうな。

薪はまとめて買うのが今は常識らしいです。


今夜は東よりの空に月が刃物のようにぎらぎらと輝いています。
あっ、そうそう、わが家の洗面所の改装がついに終わりました。見違えちゃいます。
写真は次にね。

2009年12月18日金曜日

雪かとも




現在、山雀亭に朝の日差しが届くのは、八時四十分くらい。


杉山から朝日がぽろっと顔を出します。


それまでは氷の世界。




お向かいの屋根も霜で真っ白。雪じゃありません。




先日畑部長さんがお越しになり、霜除けフレームを施してくださった畑。蚕豆の苗は無事。


大きくなってきた大根と人参は、ぜんさんがふりかけた囲炉裏の灰と共にがっちり凍っていました。






2009年12月16日水曜日

霜の名栗です


一昨日の夜、十時頃、大きな流星をみました。

双子座流星群だったのですね。

空を見上げているとき駐車場の奥で枯草を踏む足音がしていました。

戻りしなに久々の鹿声をききました。


昨日も見えるかなとしばらく星空を眺めました。

天の川が見えていましたよ。寒昴も。


昨日今日は強霜が下りて、朝はまるで雪が降ったかと思うほど屋根が白く見えるのです。

2009年12月12日土曜日

日常



畑では取り損ねたブロッコリーが咲いちゃってます。
一昨日は月の光で目が覚めて起きました。月は明け方真南にありました。

昨日はお寺の鐘をきいて起きました。雨の音もしていました。六時に暁鐘がなります。北風が吹くとよく聞こえます。

今朝は寝坊しました。杉山の上に朝焼けがみえていました。
なーんて、どうでもよいことですが、満員の電車に乗って仕事に行ってるなんて思えないような、一日の始まりでしょ?
名栗には都心へ働きに出ている人も多いようです。私はフリーランスなので仕事を終えたらさっさと帰ってきてしまいますが、サラリーマンは大変!片道二時間以上です。飯能からは深夜バスも出ています。


数日前、塀の向こう側のキウイの葉が急にはらはらと落ち始めました。

「どうして?」ときくと「霜が下りたから」とのこと。

なるほど! 私が滑って転びそうになったあの寒い日にいっせいに枯れたようです。

今まで青々として茂っていたキウイの棚を冬日が貫いています。


さーて、今日は立川のカフェ椋へ。小雀の会です。

2009年12月7日月曜日

凍ってます





つるつるに凍ってます!
畑に出ようとしてあやうく転倒するところでした。
杉山の上の方には日が当たっていても、このあたりに日が差してくるのは、八時半ごろ。
青梅へ抜ける峠もことごとくブラックアイスバーンとなって、これからは事故が心配ですね。
ムージーもコムジも見かけなくなりました。
もしかしたら、冬眠したのでしょうか?
会いたいなあ。
庭の柚子が鈴生りに。
小さいけど、役に立ちます。
干し柿はそろそろおしまい。

2009年12月5日土曜日

一石二鳥




ここのところ、朝、竹藪でコジュケイが鳴いています。


以前は、立川でも鳴いていたのですが、久しぶりにききました。




棚をつくって薪をおさめてゆくと、ブロック塀が見えなくなりました。一石二鳥。


薪はできるだけ蓄えておかないとなりません。ブロック塀はぜんぶ見えなくなる予定。


この木は、産廃受け入れの業者からもらい受けたもの。街路樹などの剪定や造成地の伐採ででたゴミなので、ただでもらえるとのこと。


いろんな木がありますが、桜がいちばんいい匂いのようです。


一日家にいると、薪はどんどん減ります。

2009年12月2日水曜日

鳥のように


夜ごとに月がきれいですね。

……なんて、うっかりさぼってまたもやピンチに。

洪水のよう……。

うかうかしている身分ではないのでした。

だけど、あまりにうろたえるとこうしてブログなんか書いてしまうわけです。


先の日曜日に畑部長さんがおみえになり、たーくさん蚕豆を植えていってくださいました。夜半には恵みの雨が降って、今は畑でめいっぱい冬日を浴びています。

御礼に甘くなった吊し柿を食していただき、バス停までお見送りしましたら、バスは登山の帰りの人で満員でした!
あなどれませんね。ここはやはり行楽地なのですね。


昨日もいろんな人が、まるで小鳥のように訪れてきてくれて賑やかでしたよ。

……そして、軒の吊し柿はどんどん減っていくのでした。

ぜんさん来年もぜひよろしく。