2010年12月31日金曜日

天の川


今年もあと一時間。

名栗の夜空、きれいですよ~!

土手まで行って天の川を見てきました。

獣なのか、鳥なのか、澄んだ声で鳴いていました。


近所のお寺で鐘を撞いてくるつもりです。

みなさまどうかよいお年を!

2010年12月30日木曜日

忘年







やがて宴へと。



ロータスを駆って参上し、ギターを抱えるのはドンうちぼり。
写真班はここで力尽きました。
みなさま、どうもありがとうございました。
お疲れ様!

餅つきそのニ











女性陣。




台所でお米を蒸すのは原市場のSさん、今年も来てくださいました。




椋のマドンナたちもエプロン持参。ふと、俳句を作り始めたりして。




餅つきその一



































二度目の冬を迎えた山雀亭の餅つき。









H家のかわいいお孫さんで、オーストラリアから来たタロウとリキも参加してくれました。









俳句の仲間のほうが多かった昨年と打って変わって、今年は地元勢が多くなりました。









搗き手が足りないので博士の知人という若者に助っ人に来てもらいましたが、ふだんの不摂生がたたり、すぐに足がつってしまうという事態に!









結局、四臼搗き、子どもからシニアまで男性総動員でした。



































2010年12月27日月曜日

天の川


ブログを書こうとすると、必ずなにか邪魔が入る、という日々が続いています。

人が訪ねて来たり、よばれたりして、落ち着かない山雀亭。

明日は餅つき。

頼みの搗き手が一人ドタキャン、途方に暮れていますが……!

昨日は餅つき機を試運転しました。あまりの出来栄えに、いざとなったら最後はこれでいこうということに……とほほですよねえ。

お雑煮と、きなこ、お汁粉、大根おろし、でいいよねえ。

博士が村上の郷土料理を一品つくってくれるそうですし。(ただいま台所占領中)

これだけのことなのに、もう我が家は大騒動で、禅さんはすでに切れちゃってる様子。

ああ、明日が思いやられます。

でも、とーっても嬉しかった大発見!

我が家の周りには、かなり明るい街灯があって、月が出ていればもう天の川が見えないのですが、駐車場に立って双眼鏡で空を見ると、よーく見える!のでした。

あのへんがそうかな、と思うあたり、やはり天の川だったんだ。
あ、写真は、我が家のニューフェイス、お獅子です。キュートでしょ?







2010年12月22日水曜日

運命のいたずら


昨日は、一仕事を終えて火にあたっていると、ひょっこりとお客さん。

近所の知り合いが、訪ねてくれたのですが、なんと、鹿の肉を持ってきてくれたのでした。

しばし絶句。

「この間そこで撃たれた鹿?」と尋ねると「あれじゃなくて、原市場で知り合いが獲ったやつ」とのこと。

ほんとうは犬のためにもらったスペアリブだけど、鹿の肉は貴重なので調味料で漬け込んで石窯でじっくり焼いたそうな。

にこにこと差し出されたまだあたたかいスペアリブを、ありがたくおしいただくという事態を、誰が予想できたでしょうか。
ほんとにここに来てから、思いがけないことばかり。


秩父のワインを飲みながら、地元生まれの彼にいろんな話をきかせてもらいました。

筏で材木を運んでいたころの名栗村のにぎわいなどを。

稼いだお金を色街で使い、博打で土地を失った人も多かったそうな。

今の名栗からは想像つかないけれど!















2010年12月18日土曜日

鷹を見た日


今日は国立市谷保での定例吟行会。

買ったばかりの双眼鏡を手提げに入れて、意気揚々と出かけたところ、なんといきなりオオタカの飛翔に出会いました。冬晴れの空にどんどん高く舞いあがって行ってしまいました。

オオタカを見たのは今までの生涯で、たったの二回目。なんと遭遇率の低いこと。

名栗にもオオタカはいるはずなのに、一度も出会えていません。

胸がときめきました!双眼鏡、持って行ってよかった!

……そのかわり句帖も歳時記も忘れましたが!
写真は谷保でなくて、名栗湖。ここにも鷹がいます。こんどは名栗湖のオオタカに出会いたいな。

2010年12月17日金曜日

助けられなくてごめん


ブログを更新できない日々が続きました。


その間にいろんなことが起こりましたが、おそらく死ぬ日まで忘れられないだろうと思うのは、日曜日のできごとです。


畑部長さんをお迎えにあがって、帰ってくると、銃声がしました。
あわてて飛び出すと、古いほうの四海橋の向こうのたもとで銃を構えている人の姿がありました。

橋の真下をのぞくと、すでに鹿が息絶えるところでした。

私の聞いた銃声は四つか五つ。ハンターは七、八人、少なくとも数人はお年寄りといってよい年齢なのではと見受けました。猟犬は立派な大きな黒犬でニ頭でした。無線機をつけていました。


人家の間近で発砲があったということは、鹿がすでに手負いだったからでしょうか。猟師さんの一人が「お騒がせしてすみません」と頭を下げました。手際良く川から鹿を引き上げ、軽トラックに積んで、一行は帰ってゆきました。


我が家から数十メートルの地点で、鹿は死にました。
やはり哀れでした。

どんなに怖かっただろう、と思うと、どうしても胸が詰まり涙が出ます。

今はもうこれ以上書きませんが、さまざまな思いが目まぐるしく心の中を駆け巡っています。

ただ、いずれはハンターも犬たちも、私も死ぬ身です。殺されることはなかったとしても、鹿と同じように死からは逃げきれない、ということ、死だけは平等だということ、それだけを救いにするしかないのではと……。



























2010年12月2日木曜日

冬深む


朝、車に乗ろうとすると、窓が凍っています。

そんな季節がまた来たのですね。

道端に轢かれたタヌキをよくみかける季節でもあります。

ムージーは無事に冬眠しているのだろうか?

見おさめ




風の強い冬晴れの日、歩いて名栗湖を一周しました。


引っ越してきてはじめてです。


普通に歩いて一時間くらいでしょうか。


登山用のスニーカーも久しぶりに履いてみました。




紅葉も見おさめですね。

2010年11月26日金曜日

二回目




干し柿があまーくなりました。


大きな柿なので、ひとつ食べるとお腹いっぱいです




今日は名栗の杜での俳句教室、第二回が開かれました。みんなすでに上手!


今日は欠席投句のお寺の住職さんが、なんと、だんごっしょい、の句を出してくれました。
感激。

だんごっしょい、はジョウビタキのこと。名栗あたりではこう呼ぶと以前教わって、面白いなあと思っていたのです。


2010年11月23日火曜日

予告


そうそう。

山雀亭の餅つきの日取りが決まりました。

昨年と同じ、来月28日。

予定しておいてね。

朝の情景


雨の朝、目覚めて居間に下りると、ぜんさんが珍しく「今日は朝飯を食べる」と張り切って、囲炉裏の炭を起こしていました。

なにがなんでもアジを焼くそうな。

よっしゃ!と、いただきものの南魚沼産の新米を研ぎ、これ以上ないほどの贅沢な朝ご飯にしました。

すなわち、新米焚きたてご飯、炭で焼いたアジの干物、納豆、味噌汁、大根おろし、そして、雨があがって射してきた冬の日差し。テレビの代わりに餌台の雀と水槽のハヤたちを眺めつつ。


風に押されて重く垂れこめてきた雲を、冬の紅葉が支えています。







2010年11月21日日曜日

牡鹿


今日もいいお天気。

よーし、がんばるぞー!と溜まった仕事を片付ける「努力」をしているうちに、こんな時間に……とほほ。


郵便を出しに橋を渡ると、ピカーッと月が。

名栗の月はほんとに綺麗なのです。

今日は満月でしょうか?

投函して古いほうの橋を渡っていたら、激しい水しぶきが!

一頭の鹿が川上に走ってゆきました。

なんとなく若い雄の鹿のように見えました。

写真は本日のお客さんの愛車。来週から45日間の免停だそうな。


2010年11月20日土曜日

ホームページ


そうそう、椋のホームページが更新されました。

行ってみてくださいな。
椋俳句会で検索を。

解禁


月曜日のあけがた、まだ真っ暗な頃、犬をのせた車が四海橋を渡っていきました。

なんですぐわかるかというと、犬がワンワン吠えっぱなしなのです。

猟犬は、イノシシの匂いがすると、吠えて「近くにいるよ」と教えるのだとか。


十五日、狩猟の解禁。

今年はいたるところにイノシシの吹いたあとがみられます。
写真は、近所のワンちゃんです。名栗は犬を飼っている家が多いです。

冬に咲く


そういえば、このごろムージーが姿を現しません。

冬眠してしまったのかな。

毎朝フロントガラスが凍っているもんね。
写真は冬桜。さわらびの湯にたくさん植えてありますが、植樹のとき、このあたりの人たちも分けてもらって植えたらしく、あちこちでみかけます。
名栗の木になるといいですね。

今年も!


山雀亭はいまこんな感じ。

ぜんさんが、山梨まで行って仕入れてきた柿です。

十二月に入れば食べごろ。

2010年11月19日金曜日

冬紅葉




毎日あわただしいこと!


今日は一歩も出ずに、一日パソコンにかじりついておりました。


いいお天気だったのに!


ああーもったいない。


名栗はいま冬紅葉がきれいです。
忙しいと言いつつ、先日は友人たちをさそって名栗湖まで散策しました。






2010年11月13日土曜日

北陸




名栗は毎朝霜がおりています。


それを見るたびにお腹の底が、くくくっとなります。


どうも嬉しいらしい……。




吟行会の報告をするつもりで一週間が過ぎてしまいました。


さすがにくたびれたのか、治ったつもりの風邪をぶり返したりして。




椋の吟行会、これで何度目なのでしょう。


振り返ればいろいろあったけど、このところなんの苦情も出ずに、なごやかそのものです。


吟行部のお二人のおかげですね。




吟行の模様は、いずれ椋のホームページで紹介されると思います。




2010年11月3日水曜日

冬隣


写真はシュウメイギクですが、お茶の花に続いて、ツワブキの花やサザンカも咲き、もう初冬の雰囲気です。

姿は見せねど、ムージーも来ているらしく、庭に置いておいたお饅頭とか、あぶらげとか、ちゃんとなくなっています。

このあいだは大きな渋柿もおいてあったのですが、ヘタだけ残してしっかり消えていました。

渋くてもいいんでしょうか?

一度だけちらっと見かけたムージーは、つやつやと太っていました。

もうそろそろ冬眠の支度かな?
床下に穴を掘るので、目の敵にされているムージーですが……。

八月の暑い日に、Kちゃんがとってきたメダカみたいなハヤの稚魚は、いつのまにか五センチくらいまで成長してしまいました。水槽が小さくてかわいそう……
でもいまさら川に放せないよなあ……と悩んでいます。
ぜんさんがかなり大胆に水を変えるので、そのたびに何匹か犠牲になってちょっと減ってます。
有馬ダムでワカサギが解禁になり、さっそく昨日は名人がお福分けしてくれた、きらきらのワカサギをから揚げにしていただきました。
いい香りがしました。
元気よく泳いでいるハヤを横目で見ながら、ちょいと複雑な気分でしたが!

2010年11月2日火曜日

初霜


ニ、三日前から、ヒタキの声を聞いているような気がするのですが、姿は見えず。

だんごっしょい。

名栗ではそんな呼び方をするらしいです。


今朝は畑に霜が降りていました!


2010年10月31日日曜日

初心者の杜


一昨日、金曜日は、名栗の杜での初心者俳句教室、第一回目でした。

名栗の杜は、山雀亭よりさらに秩父寄り、天目指峠へゆく道にあります。


集まったのは地元・近郊の方たちが六人、椋の仲間が四人。

名栗の杜のかよさんも加わって、十一人。

暖炉に薪をくべるために名人とぜんさんもつきあってくれました。


今まで気になっていた近所のお寺の御住職もみえて、感激しました。

でも、今までこわくてきけなかったこと……ずばり、「お寺の鐘はほんものですか?」ときくと、「ああ、あれはにせものですわ、うふふふ」とのことでした!

ああー!やっぱり……

で、でも忘れることにしよう。


予定の時間をかなりオーバーして、晩秋の午後を心たのしく過ごしました。

なにしろ、会場になった名栗の杜のゲストハウスは、清冽な谷川のかたわらにあり、すぐそこにヤマメの姿が見られるのです。

春にはカタクリの花、夏はオオルリのさえずり……四季折々、どんなものと出会えるのだろうと今から楽しみです。

素敵な句も生まれましたよ!

名栗の杜のみなさま、ありがとうございました。


興味のあるかたは、名栗の杜で検索してみてくださいね。ブログで紹介されています。




2010年10月28日木曜日


雨ですね。寒くなりました。

昨日は峠道で久しぶりにカモシカに遇いました。

寝る前には、鹿の雄たけびをききました。

動物の気配が濃厚な秋です。

2010年10月27日水曜日


雨の中の薪運びです。

軽トラムク号、威力発揮。
私は私で夕刻、銀座・卯波へダッシュしてきました。
松山のおとーさんに呼び出されて……
行きはよいよい、帰りは木枯らし……
でも久しぶりにかわいい弟子!?とも再会し、なかなかお会いできない憧れの方にもまみえることができて、ちょっとのぼせた私なのでした。

2010年10月26日火曜日


早朝、橋の上に立つと、すぐそばまでカワガラスが来ます。

ミソサザイを大きくしたような、姿もしぐさもよく似ています。

胸を反らせて短い尾っぽをぴんぴんと立てながら、めまぐるしく動き回り、ときどき、水にもぐったりします。

さえずりらしい声をずっと前に聴いたことがあるのですが、図鑑によるとさえずりは寒中らしい。

川底を歩いて餌をとると解説にありましたが、ほんとかいな。

写真は、シシトウの花。

2010年10月25日月曜日

夢かうつつか







昨日は畑部長さんと助手のSさんがお越しになり、心安らかな一日を過ごしました。
写真の佳人はSさん。



ぜんさん作のきりたんぽ鍋を囲みつつ……



畑に立ってしみじみと「椋に入ったころは、こんな状況、まったく想像もしてませんでしたよね」と畑部長さん。



夢ならどうか覚めないで!



2010年10月24日日曜日

五時間半







昨日はまだ真っ暗な五時に山雀亭を出発、国立から電車にのって、渋谷へ。



五時間半の生放送に出てまいりました。






私がいた中継地は江東区、芭蕉稲荷のあたり。一生懸命俳句をつくる若者たちが、ほんとにかわいくて、母親のような気持ちになり、しかも出来上がる俳句がみんな面白いのでたじたじとなりました。






あれならば芭蕉さんもお喜びだと思いますが!






なんとぜんさんは、信州松本のコジマ電気のテレビで見たそうな。



店員さんが椅子まで出してくれたんですと!















2010年10月20日水曜日

悲鳴


二晩続けて鹿の声をききました。

いつもと違う、とんでもなく大きな、まるで悲鳴みたいな。

でもあれはきっと鹿。

すぐに外に出てみるのですが、二声くらい鳴くともうあとはしーんとしてしまいます。


このところモズとホオジロがよく鳴きます。

2010年10月18日月曜日

いつのまに




畑のお茶の木に花が咲いちゃいました!もうこぼれてました。


まだ、身長三十センチくらいですが。


つぼみもたくさん!




『今日も俳句日和ー歳時記と歩こう』がとうとう刊行されます。


まったくもう大それたことを!という感じですが、相棒の木造さんの表紙はとてもかわいいです。手に取った感じもよいです。


今日は連載のとき編集長さんだったKさんと本の担当をしてくださったSさんがカメラマンを連れて(ああ、スリーショットを写真に撮れば良かった!)名栗に来てくださいました。名栗川をバックに撮ってもらった写真など、「俳句」誌に載る予定です。

ーーこれまた大それたことを!




2010年10月11日月曜日







きのうは我が家で海雀の会。



すいとんのお昼を食べ、芭蕉の笈の小文を読んで、炭で焼いた秋刀魚を食べながら小句会。
すぐ真剣になる会のメンバー。



お昼前から見事に晴れました。
今日もいい天気!









2010年10月9日土曜日




小雀の会は珍しく雨の吟行。


千葉・流山市の誌友Gさんをお招きしてにぎやかでした。


お昼は秩父のきのこたっぷりのけんちんうどん。慣れた手つきでうどんを打つ姉さんかぶりのこの人物は……誰?ピンボケですけど!




名栗川に沿って歩くと、シラサギやトンビ、カワガラスなどに出会い、まだ新しい鹿のフンがあったり……咲き残った曼珠沙華も鮮やかに目に残りました。



Gさん、遠いところをお疲れさま。三時間の道のりでしたね!