午前九時、ストレッチャーに乗せられ、ぜんさんは手術室に。
待つこと三時間四十五分、心配になった頃、仮面ライダーの院長先生が颯爽とあらわれ、「うまくいきましたよ」
なるほど!聞きしにまさるかっこよさ!
それはともかく、Oさんも待ってくれていて、手術室から出てきたぜんさんに「よっ」と声をかけてくれました。
夕方には飲んだり食べたりできるようになるというので、私は山雀亭に戻って珈琲を淹れ、もう一度病院へ。
と、エレベーターの前で唐竹に住む和紙職人のご夫婦と遭遇しました。私にとってはひょうたんじま時代からの知人でもあります。
お二人は「ぜんさん」という名前しか知らないので、受付で「仙人みたいな人」と言ったらすぐに案内してもらえたそうな。
病院生活はどうしたってしんどいもの。(私はまだ未経験ですが。)
友達が顔を出してくれるのがなによりの薬でしょう。
ありがたいです。
心配してメールをくださった椋の仲間にも感謝です。
名栗は久々の星空です。