私は決心したのでした。
お茶畑、つくっちゃおう! と。
なにしろ私の誕生日は八十八夜ですからね!
で、お茶の苗を五十本ほど九州から取り寄せ(狭山のは売り切れてました)、畑部長さんにお願いして、畑に苗を植えたのです。
……というか、私はウロウロしていただけで、助っ人に来て下さった椋のメンバーが、手際よく、さっさかと植えてくれたのでした。
なんとてきぱきしていたことか!
しかも、草むしりまでしてくださいました。
普段の姿からは想像が付かないくらい、まるで農家のお父さんやお母さんのようでした。
畑部長さんは、その間に茄子やらモロヘイヤやらの苗を植えてくれました。
この夏も、収穫が楽しみです。
お茶の木は「さきみどり」という品種の二年生。
植えたのは二十本足らずです。
余る分はあらかじめ、先日お会いした海雀の会Ⅰの人たちに持って行ってもらったので、各家庭ですでに鉢植えになっていることと思います。
収穫できるまでには数年かかるそうですが、来年の姿が、とても楽しみ。